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夏の始まり
北京は30度を超える日も多くなり、すっかり夏になりました。
写真は先日の慕田峪長城の駐車場ですが、空の色がもうすっかり夏ですね。
気温が日本よりもずっと高くなっていますので、観光の際には熱中症などに十分注意してください。
とはいえ、大陸性気候の北京では日本と違って湿度が少ないこともあって、暑いけれどまだ日本と比べたら過ごしやすいです。熱中症対策、日焼け対策などももちろんですが、乾燥対策も冬場ほどではありませんが女性などには必要かもしれません。意外と乾燥していると感じるんです。日本人からするとですけど。(^^
夏の始まりを感じさせるフルーツ、茘枝(ライチ)が市内の果物屋さんに並び始めました。
広東省などで収穫されて運ばれてくるのですが、これがくると夏の始まりです。真夏には出回らない、今だけの果物です。もちろんフレッシュ、冷凍保存などはしていない生のままの茘枝です。日本では滅多に見かけない、見かけても高価な果物ですが、北京では庶民価格。この時期だけ楽しめる果物ですので、ぜひ果物屋さんやスーパーで買ってみてください。
茘枝にも種類があります。この時期は妃子笑という、日本ではグリーンライチと呼ばれる種類が多く見かけます。実際、甘くて香りが良いのもこの品種です。緑の中にも少し赤みがかったものが甘さが強いように思います。
他にも色々種類がありますが、それぞれ味が違うのが面白いところです。龍眼に近い味わいのものもあれば、甘さの質が違うものなど。その違いも色々楽しんでいただければと思います。
1年半弱、北京散歩のサイト構築、お手伝いをさせていただきましたが、このたび離任させていただくことになりました。
今後は日本人スタッフのいない、中国人スタッフのみの北京散歩となりますが、今まで通り変わらず、みなさまの旅のお手伝いをさせていただきます。
レストランのご紹介ページなどもまだ十分にできていない状態ですが、今後は中国人スタッフがブログも含めて随時更新していく予定です。
対応させていただいたお客さまなどには色々と至らない点などがあり、ご迷惑をおかけしたこともあったかと思います。
そしてありがとうございました。
みなさまがこれからも気持ちよく北京を旅することができますよう願っております。
高村 幸子
初夏の気配
つい先日まで雪が舞っていたと思えば、あっという間に初夏の陽気になった北京です。
昼間の気温も30度という日も出てきて、早くも柳絮が飛び始めました。
柳絮(りゅうじょ)って日本では馴染みがないですよね。これは柳やポプラの種子で、綿毛のようになっているため、たんぽぽの綿毛のように初夏になると一斉に飛び始めます。たんぽぽの綿毛よりも大きく、多い日には雪に見える位にたくさん飛びます。この柳絮が飛び始めると北京も初夏を迎えます。
街では各地から届いた春の新茶(中国緑茶、美味しいですよ)や、この時期にしか楽しめない香椿が市場にも顔を出しはじめたり、街の様子も初夏の様相に変わってきました。
香椿は(しゃんちん)も日本では馴染みがないですね。これは中国中部から北部にかけて見られる木で、この春の新芽は季節を感じられる食べ物として北京の人たちにも親しまれています。感じとしては山菜のような野菜ですが、昔は街路樹や北京の伝統的な住宅である四合院の庭に植えられていたり、人々の生活の近くにある樹木です。高級レストランや観光客向けのレストランではあまり見かけませんが、地元の人たちが利用する街のレストランではこの季節限定で登場することもあります。主に卵焼きにしますが、ほろ苦さと春の香りが癖になる美味しい季節の食材です。
GWのご予約もたくさんいただいております。
ありがとうございます!
お日にちによっては既に車付き通訳(日本語ドライバー)やガイドは全てご予約済、お受けできない日も出てきております。ご希望の場合はお早めにお問い合わせ、ご予約いただけますようお願いいたします。
また、この時期に故宮のご訪問をご希望されている方は入場予約は必須とお考えください。ご予約がない場合は入場できるかどうか分かりません。故宮予約システムの都合上、入場料などは全て前払い制となっておりますため、ご予約をご希望される場合は弊社でご入金の確認が取れた後のお手配となります。お手配可能になるまでにお時間がかかる場合がありますこと、早い時期に入場予約が完売、受付停止になる場合も予想されますので10日以上前にはお申込みいただけますようお願いいたします。
大董烤鸭店
独特の製法で有名な北京ダック店です。
サクサクとした大董烤鸭店特有の皮は従来の北京ダックにはなかったさっぱり感と食べやすさ、そして美味しさで地元の人たちにも人気の高いお店です。店舗も清潔、サービスも良く、楽しくお食事をお楽しみいただけます。
地元の方だけでなく外国人にも人気が高く、もちろん日本の方にも大人気です。現在の北京で最も人気のある北京ダック店の1つです。
とても人気のあるお店で、予約がないと入店できないことも良くあります。これはランチタイムでもディナータイムでも同じ状態で、予約がない場合は数時間待ちということも普通にあります。どんなに待ってでも美味しいものが食べたい!という北京っ子ならではの光景ではありますが、この人気の高さは凄いですね・・・(笑
北京ダックは半羽からオーダーできます。2名様までは半羽、3〜4名様で1羽を目安にオーダーしてください。北京ダック以外のお料理は、それに追加して人数分のメニューをオーダーするのが一般的な量です。日本人からすると、ちょっと多いかな?という位が中華料理のマナーです。
北京ダック以外のお料理も洗練されていて美味しいもの嬉しいところです。選ぶのが大変なほどのメニューが揃っています。伝統的な北京料理から現代的にアレンジされた創作料理まで選ぶことができます。今の北京の料理を楽しむことができるということでは大董烤鸭店がおすすめです。
料理の盛り付けが美しいのも嬉しいところです。
予算は大体1人350〜400元が目安です。
北京市内にもいくつか支店がありますが、サービス、味共に安心しておすすめできるのは東四十条にある南新倉店と王府井金宝匯にある海参店です。南新倉店はスタンダードなメニューが楽しめます。海参店は北京ダックや北京料理の他に海鮮料理が充実していることで知られています。
北京大董烤鸭店(南新倉店 東四十条)(北京南新仓店)
东四十条甲22号南新仓商务大厦1-2楼
北京大董烤鸭店(海参店 王府井金宝匯)(北京金宝汇店)
金宝街88号金宝汇购物中心5楼
北京散歩ではレストランの予約代行を承っております。
チャーター車ご利用のお客さまは従来通り無料でお受けいたします。
上記以外の店舗のご予約も可能です。
お気軽にお問い合わせください。
雪の北京
一昨日は北京でも大雪となりました。
今年は雪が少ない、比較的暖かい北京でしたが、やはり一度は大雪になるのですね。つい先日、今年は大雪降らないね〜なんて話をしていたばかりでしたが、しっかり積もるまでに降りました。
雪が降ると移動などが大変になるものの、なんとなく嬉しくなってしまったりしますよね。(^^
一面の銀世界に子どもたちが大喜びして遊んでいるのは中国でも同じです。
雪が降ると意外に混雑するのが故宮や天安門です。特に雪の故宮は本当に美しく、平日のさほど混み合わないはずの日でも、積雪があると大混雑。あっという間に入場規制されてしまいます。
雪が降らなくても最近は、故宮の入場者数が多く、事前に入場予約をしていないために入れないことが良くあります。特に中国の休日や週末は必須といってよいほどで、平日も確実な入場を希望する場合は予約をしておいた方が安心です。
旅のオプション・故宮入場予約代行
※チャーター車ご利用のお客さまは無料で予約代行させていただきます。
雪の故宮もそうですが、雪の北京、綺麗です。天壇公園や長城なども本当に美しいです。
普段よりも冷え込みますが、雪景色を楽しめるということでは嬉しいですよね。基本的に北京の建物内は暖かいので、外を歩く時の防寒対策だけをしっかりしておけば、雪の北京も楽しく観光できます。もちろん、チャーター車の車内も暖かいですよ。
とはいえ、もう冬も終わりです。もしかしたら今回の雪がこの冬最後となるかもしれません。
北京が一番寒いのは1月。春節が過ぎると不思議なことに気温があがりはじめて春を感じられるようになってきます。毎年日にちが変わる春節ですが、本当にこれ、不思議です。
春節
新年快乐!
2017年は1月29日に春節、旧正月を迎えました。
2月11日の元宵節までが中国のお正月になります。
中国の春節は日本のお正月よりも重要なイベントに見える位に盛り上がります。家族で、友人でゆっくり楽しく過ごすのも春節。遠くに住んでいる家族や親戚、友人たちが生まれ育った場所に戻ってくるのが春節です。1年で一番大切で楽しみにしている祭日なんですね。
スタッフは基本的に北京生まれが多いため、故郷に帰るということはありませんが、普段は遠くに住んでいる家族や友人、親戚が戻ってくるということもあって、忙しくも楽しい春節を過ごしているようです。
春節には廟会が開催されます。廟会というのは日本で言うところの縁日です。日本のようにお寺で縁日があるということが少ない中国では、この廟会は春節にしか行われない特別な縁日でもあります。
北京市内にはいくつか有名な廟会があります。これはその1つ、地壇公園で毎年行われる廟会です。たくさんの人が集まる大きな廟会で、代表の劉も家族で楽しんできたようです。
春節といえば爆竹や花火です。基本的に北京市内は花火の使用が禁じられていますが(5環路内は禁止です)、春節の期間だけは別。それでも中心部での花火利用は細かい制限がありますが、春節には欠かせないものの1つでもあります。
春節前あたりから市内に花火屋さんの出店がポツポツと出現します。これは郊外の花火屋さんで、市内よりも大きな花火が買えるのだとか・・・普通の日本人からすると個人で扱う量ではないように思う大量の花火や爆竹を、中国ではみなさん普通に個人で楽しんでいます・・・(^^;
これはスタッフが春節当日にと用意していた爆竹と花火です。凄い量に思いますが、数年前に比べたらずっと少ない量です。景気の低下や大気汚染防止に、ここ数年は春節の花火の量も次第に少なくなってきています。それでも・・・凄い量ですよね。(笑
ちなみに中国の花火の基本は爆竹なのか、見た目に美しく楽しい打ち上げ花火も爆竹のような音がするものが殆どです。日本の感覚だと、そもそもそんなに大きな爆竹自体もないのですが、地面近くから音がするものと思っていることもあって、空から爆竹の音がするのは結構怖いです。(^^;
2017年 どうぞよろしくお願いいたします!
あけましておめでとうございます。
2017年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始を北京で過ごされるお客さまも一段落して、スタッフもようやく落ち着いてきました。たくさんのお客さまに北京を楽しんでいただき、新しい年のスタートを良い形で迎えることができました。どうもありがとうございます。
例年よりも暖かい北京でしたが、今週はじめあたりから本格的に気温も下がり始め、今月末の春節に向かって北京の街もお正月気分が盛り上がってきました。これから2月11日の宵元節までが中国のお正月になります。1年のうち最も中国らしい雰囲気が味わえるのもこの時期かもしれません。
今年も北京を訪れるみなさまに快適に、楽しく過ごしていただけるよう代表をはじめ、スタッフ一同努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
2016年 どうもありがとうございました!
2016年も早いものでもう大晦日となりました。早いですね。
北京をはじめ中国では旧正月を基本としているため、大晦日といっても通常通りではありますが、1月下旬に来る春節に向けてお正月用品が店先に並ぶなど、新年気分が盛り上がりつつあります。
今年の1月から北京散歩の日本窓口を担当させていただくことになり、以前のサイトが使えなくなってしまったため、バタバタと新しいサイトを作るために連日徹夜をしていたり、業務内容の確認に何時間も社長やスタッフからヒアリングしたり・・・時には社長と大ゲンカになってスタッフが止めに入ったことも(笑
ようやく落ち着いてきたと思ったら大晦日。
もう1年経つのだなと時の流れのはやさに驚いています。
2016年は例年よりもずっと多くのお客さまにご利用いただくことができました。はじめて北京にいらっしゃるお客さまはもちろん、リピーターのお客さまやビジネスでのご利用もずっと増え、北京の魅力を伝えるお手伝いが少しでもできたかと嬉しく思っています。
どうもありがとうございます。
今も年末年始を北京で過ごすお客さまでスタッフもフル稼働で動いております。これも数あるチャーター車サービスの中から北京散歩を選んでくださったみなさまのおかげです。
本当にどうもありがとうございました。
来年、2017年も今まで以上に北京の魅力をお伝えできるよう、スタッフ一同努めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
景山公園
故宮・紫禁城へ行きたいけれど時間がないという時や、故宮全体を見たいという時におすすめなのが景山公園です。故宮を出てすぐ目の前にあり、故宮観光と一緒に行くことも可能です。また、現在故宮は1日の入場者数を制限しています。事前に予約していないから入れない・・・なんて時にはぜひ景山公園から故宮を眺めてみてはいかがでしょうか。また、故宮だと最終入場時間が比較的早いために間に合わないなんて時もおすすめです。
元々は元代の宮殿があった場所に作られたと言われています。明代の紫禁城建築の際に風水上の理由で、この場所に山を作ったそうです。紫禁城のお堀を掘った土を使って山にしています。
その山の頂上、万春亭から眺める故宮の景色は本当に見事です。どこまでも続く黄色い屋根が故宮のスケールの大きさを実感させてくれます。冬のこの時期はあまり多くはないものの雪が降ることもあります。雪の故宮はとても美しいのですが、そんな日の故宮はとても混み合います・・・景山公園が空いているということにはならないのですが、故宮よりも比較的ゆっくりと、入場者数の制限もなく楽しむことができます。
山といってもそんなに厳しい大きな山ではありません。ちょっとした丘のような感じで、頂上までは遊歩道が整備されています。園内は意外と広くて、場所によっては清代の建物も残っているところもあります。もし時間があればゆっくり観光するのも良い場所です。
故宮だけでなく、北京が一望できます。北海公園や鼓楼も一度に眺めることができる場所は北京でもなかなかありません。
故宮・紫禁城だけを見たいという場合なら1時間もかからずに観光可能です。ゆっくり堪能したいという場合でも1時間半もかからないと思います。
園内の庭園もなかなか綺麗なので、故宮だけを見てすぐに戻ってきますというお客さまも、実際に行ってみると1時間近く色々と見ていましたという方も少なくありません。また、冬の時期は落葉していることもあって、日本ではあまり見られない北京の野鳥なども近くで見ることができたりと景色以外にも楽しめる場所です。バードウォッチングをしている地元の人も意外と多いんです。
春から秋までは花などもたくさん楽しむことができます。早朝は近所の人が太極拳をしていることもあります。
景山公園から眺める故宮もおすすめです。北京に来た!という実感が湧きますよ。
北京散歩の車付き通訳 (わがままチャーター)
ガイド+専用車
北京散歩のサポート付きチャーター車
チャイナドレス オーダーメイド
先日、チャイナドレスをオーダーしてきました。
元々は清代の満州民族の民族衣装を元にしたチャイナドレス(Mandarin dress)は中国語では旗袍と呼ばれています。この旗袍、北京市内にはオーダーメイドで作ってもらうことの出来るお店が結構あります。日本の着物のように素晴らしいシルクの生地と手刺繍で彩られた高級品から、ちょっと奮発してオーダーしてみようかな?と思えるものや、オーダー以外にも服飾市場などでは気軽に着ることのできるものまで様々です。
せっかく北京に来たからには本場のチャイナドレスをオーダーしたい方も意外と多くいらっしゃいます。確かに旗袍といえば北京が本場。でも日本語が通じるお店が無いどころか、英語も難しく・・・オーダーメイドは言葉のハードルが高いのも事実です。
車付き通訳やガイドをご利用中にお申し付けいただければ、オーダーのお手伝いもいたします。
意外と気軽にオーダーができるので、チャイナドレスが欲しいという方はぜひお申し付けください!私も今回すっかり楽しくなってしまい、また追加でオーダーしようか思案中です。(笑
通訳というと語学力も気になるところです。よく観光ガイドなどでカタコトの日本語ということもありますが、北京散歩の通訳、ガイドは問題ありません。ご安心ください。日本語で日本人の私と口喧嘩も普通にできるレベルですので(笑)、細かなご要望もちゃんと通訳いたします。
今回、私がオーダーをお願いしたお店では基本的なデザインを店内にあるサンプルから選びます。店内にあるチャイナドレス、全てサンプルなんです。もちろん、生地もデザインも細かく指定することも可能です。ノースリーブのサンプルを選んで袖を付けてもらうなどもできます。サンプルとして実際にドレスを手にとって選んだり試着したりすることでイメージがつきやすくなるのも嬉しいです。
気に入ったサンプルを選んで試着。この時点では適当な大きさになっているので、細かなデザインなどをオーダーして、あとは採寸です。店員さんが手際よく採寸してくれますが、途中で丈の長さなど細かな要望を聞いてきます。今回は中国語が怪しい私のために日本語通訳スタッフが付いてきてくれ、色々通訳してもらいました。採寸の所要時間はざっと30分といったところでしょうか?意外と早く終わります。
3日ほどで仮縫いが完了。もう一度お店に行って試着、全体的に調整します。かなり細かく調整するので写真では分かりませんが、まち針だらけになっています。(^^;
仮縫いの調整は最初の採寸よりも時間がかかるかもしれません。(本当に細かく調整してくれます。)それでも1時間はかからず終了。あとは2週間後に出来上がります。仕上がりが楽しみですが、かなり細く作ってしまったので、サイズが変わらないように注意しなければ・・・冬の北京は美味しいものがたくさんあって危険です。(笑
通常は3週間ほどかかるオーダーメイドですが、旅行で北京を訪れるのにそんなに待てないという方が殆どだと思います。私がお願いしたお店では3日で全て仕上げてくれることもできるそうです。ですので到着日にオーダー、最終日に受取りということも十分可能です。
ぜひご相談ください。
冬の時期は北京もセールになります。実は私が利用した時もかなり割引になっていました。(^^
早くも年末年始のご予約やお問い合わせも多くいただいております。日によってはもうお受けするのが難しい日もちらほらと出ている状態です。特に日本語ドライバー、ガイドはご用意できる数に限りがございますため、お早めのご予約をおすすめいたします。
冬季割引サービス実施中です!
糖炒栗子
秋から冬にかけて、北京の人たちが大人も子供もみんな、並んででも食べたいというのが糖炒栗子。甘栗です。
日本では天津甘栗という名前で売られているので天津名物と思っている方も多い甘栗ですが、実は北京の名産品ということはご存知でしょうか?万里の長城のあたり、北京郊外にはたくさんの栗畑があります。もちろん日本へ輸出される甘栗も殆どが北京やその周辺の河北省でとれた栗なんです。
春から夏の間はそれほど目立たないのですが、北京市内にはたくさんの甘栗を売るお店があります。お店によって味も剥きやすさもバラバラ。どこで買っても大抵は美味しいのですが、地元の人達が行列しているようなお店は、やっぱり甘さも剥きやすさも違います。焼きたての、剥くのが大変な位に熱い甘栗を売っています。
この写真のお店も北京市内では美味しいことで有名な甘栗屋さんの1つです。撮影した時期が春だったこともあって行列がないですが、もうこの時期は焼きたての甘栗を買う人で行列しています。北京散歩のスタッフ御用達のお店ですが、なんでも北京で美味しい甘栗屋さんのベスト5に入ったとのこと。確かにとても美味しいんです。
先日も焼きたてをしっかり買ってきました。
1斤(500g)の単位で販売しているのはどこも同じです。価格は大体20元前後であることが多いです。日本円でざっと320円。安いですよね!
日本へ輸出される甘栗とは大きさが違って小粒ですが、皮が柔らかくて甘くてとても美味しいです。この甘栗の剥き方も日本で言われているのと違うんです。日本では栗の真ん中、お腹の部分に爪で割れ目を入れて剥きますが、北京では栗の一番上の部分に割れ目を入れて剥きます。北京で売られている甘栗は皮が柔らかいことが多いのと、焼き立てなので特に柔らかいので、この方法じゃないと綺麗に剥きにくいんです。面白いですね。
甘栗屋さんの多くは甘栗以外にもナッツを扱っています。特に中国の人たちが好きなのはひまわりの種やスイカの種、瓜子。これもお店によって美味しさが違います。スーパーなどでも売っていますが、やっぱり専門店のものの方が全然美味しいです。香ばしさが違います。他にもカシューナッツやヘーゼルナッツなども揃っていたりします。どれも日本よりずっと安くて美味しいのも嬉しいです。
市内観光の際にドライバーやガイドにお申し付けいただければ、お店にお連れしてご購入のお手伝いをすることも可能です。お気軽にお申し付けください!
私も日本に帰る時にはたくさん買い込んで帰っています。(笑
もう随分と北京も寒くなってきました。朝晩はマイナスの気温になることも普通になってきています。
今年は連休時や早くも年末年始のご予約やお問い合わせも多くいただいております。日によってはもうお受けするのが難しい日もちらほらと出ている状態で、社長もスタッフも嬉しく、そして驚いております。ありがとうございます!
日本語ドライバー、ガイドはご用意できる数に限りがございますため、お早めのご予約をおすすめいたします。