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涮羊肉

2016-06-10

涮羊肉

日本でもおなじみの「しゃぶしゃぶ」ですが、その起源は北京でお馴染みの涮羊肉(シュワンヤンロウ)というのをご存知でしょうか?日本とは違い羊肉ですが、ヘルシーでとても美味しい北京の名物料理の1つです。
寒い冬はもちろんですが、夏の暑い時期でも北京の人たちは1年中よく食べています。(夏は冷房がしっかり効いていますので全然気にしません。)むしろ夏のほうがよく食べているという人もいるほど。身体に優しく、野菜もたっぷり食べられるお料理なので、夏バテしやすい夏の方が人気なのかもしれません。

実際、北京やその付近では羊肉を良く食べます。日本ではあまり馴染みのない羊肉ですが、一番食べる肉の種類としては最初が豚肉、次が羊肉か牛肉、その次に鶏肉といった感じでしょうか?その位に北京では馴染みのある食材の1つです。
羊肉は臭みがあるので苦手という方も多いと思います。しかし、日本の羊肉とは全く違い、本当に臭みのない羊肉がとても多いのも北京の特徴です。内モンゴルで育てられた羊がそのまま流通しているので新鮮だからでしょうか?また消費量が多いということもあるのだと思います。私自身も北京の羊肉の美味しさ、臭みの無さに驚いた1人です。今では北京以外では羊肉は食べなくなってきたほどです。(笑

涮羊肉

多くのお店は冷凍の羊肉を使いますが、中には生のラム肉しか使わないというこだわりのお店もあります。冷凍の羊肉の場合は凍ったままスライスするので薄いお肉ですが、生の羊肉の場合は手切りといって包丁で1枚1枚スライスするため厚みがあります。

涮羊肉も他の名物料理と同様に地元の人のこだわりが強い料理で、お気に入りのお店は人によっても違いますが、ここは美味しいよね!というお店は結構絞られています。同じく、ここは行かないよねというお店も・・・(^^;
地元の人で意見が殆ど一致するというのは、ガイドブックには必ずと言って良いほどに紹介されている老舗。(名前は伏せておきます・・・)ここは地元の人は殆どというか、自分からは行くことはありません。歴史のあるお店ではありますが、観光客向けになってしまっていることもあり、サービスも酷いですし・・・正直、美味しくないです。北京で美味しい涮羊肉をと希望されている方はご注意ください。(^^;

涮羊肉

美味しいお店はタレにもこだわります。基本は胡麻ダレですが、胡麻をベースにお店によって味付けがかなり異なります。自分で調味料を組み合わせて作るお店もあれば、お店のオリジナルというお店も。私のお気に入りのお店ではオーダーしてから辣油を作ってくれます。火傷するほど熱々で出てきます。辛さはそれほどでもないのですが、本当に唐辛子の香りが良く、必ず一緒にオーダーしてタレに混ぜています。
鍋底(ベース)も普通のしゃぶしゃぶと同じような味付けの殆どされていないものもあれば、辛い四川風のものなども。お店によっては四川火鍋のように鍋を半分に区切って両方楽しめるお店もあります。
しゃぶしゃぶといっても本当にバリエーションが豊かです。
もちろんこだわりのお店では部位も選んで羊肉をオーダーすることもできます。脂身の多い場所から少ない場所まで色々あります。また、モツもよく一緒に食べる食材です。羊や牛のモツも北京では伝統的な食材の1つで、下処理がしっかりされているので、こちらも臭みは殆どありません。私自身は日本のモツの方が匂いがあって苦手だったりする程ですので、本当に調理法がしっかりしているのだと思います。聞けば清代のころから庶民の食材としてモツを扱うようになっているのだとか。歴史を感じますね。

焼餅

北京の人たちの鍋の食べ方は日本とは少し違います。日本の鍋の場合は肉も野菜もまんべんなく鍋に入れていきますが、北京では最初はとにかくお肉を入れて食べます。こうすることでお肉の出汁が鍋に良く出るんですね。また、不思議なことに長く鍋の中に入れていても固くならないせいか、肉や野菜などの具材を入れる際は全員分、一度に入れます。みんなの分も入れて一緒に食べるということ。鍋を囲んでいて、「次は何入れる?」なんて話しながら、一皿分一気に入れるなんてことは良くある光景です。これは北京に限らず中国でも多くの地域で行われている鍋のマナーのようなものですが、実際に食べる際には気にせず好きに食べても全然大丈夫です。(^^
涮羊肉の時の主食は最後に麺かこうした焼餅と呼ばれる焼きパンです。私は焼餅派なのですが、これもお店によって様々。中に胡麻ペーストやアニスのようなスパイスが練りこまれているものや、シンプルなもの、焼いた後にさっくりと揚げてあるものなど、これもお店によって違います。

おすすめの美味しいお店に行きたい!という方はご予約時にご相談ください。地元の人に人気のあるお店は観光地から少し離れていたり(それほどの距離ではないところが殆どですが)、近くに駅がなかったりして少し交通の便がよくなかったりすることが多いので、ご訪問地を決める際に効率よくまわることができるようにお勧めのお店をご紹介いたします。また、空港送迎以外、4時間以上のチャーター車をご利用の方には無料でご予約代行もいたします。もちろん、ご利用時にドライバーやガイドにご相談いただいても大丈夫です。涮羊肉に限らずお勧めのお店にお連れいたします!

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臥虎山長城

2016-05-24

臥虎山長城

3週間ほど中国に滞在していたのですが、北京を離れて南方へ寝台列車の旅にでていたため(中国の寝台列車、おすすめです。これはまた別の機会に・・・)、ちょっと更新が滞っておりました。

GWはたくさんのお客さまにご利用いただき、どうもありがとうございました!
おかげさまで忙しくさせていただき、GWが終わってほっと一息というところで、弊社代表の劉も友人たちと長城へリフレッシュに行ってきたようです。

上の写真、単なる山の写真に見えなくもないですが、万里の長城なんです。臥虎山長城です。
万里の長城というと一般的には慕田峪長城や八達嶺長城といった歩きやすく修復された長城という感じになりますが、北京周辺にはこういった未修復の昔のままの長城もまだ結構残っています。

臥虎山長城

比較的簡単に登れる未修復の長城は金山嶺長城ですが(前半の一部が修復済です)、この臥虎山長城は野長城とも呼ばれる完全な未修復長城です。本格的な登山の準備が必要とまではいきませんが、動きやすいトレッキング程度の準備をしておくと安心です。

修復済の歩きやすい長城も良いのですが、一度未修復の長城に行ってしまうと、その美しさ、雄大さに虜になってしまいます。明代や清代のレンガなどがそのままに今もあるのは本当に感動的です。当時の文字が書かれているままになっているものも多く、歴史の長さを実感できます。

臥虎山長城

この臥虎山長城も本当に美しかったようで、劉からは「嫌がらせ・・・?」と思うほどにたくさんの写真が送られてきました。(笑

長城の殆どは山の尾根に作られているので、長城自体の美しさはもちろんですが、遠くまで続く山々の景色も楽しめます。特にこの臥虎山長城の外側は昔、モンゴルとされていた場所。そう思うと北京側とモンゴル側では雰囲気が違うような気もしてきます。
かつて実際に使われていた楼や馬を繋いでいたと思われる柱の跡なども残っていて、歴史が好きな方には本当におすすめです。

臥虎山長城

長城までは獣道のような場所も歩くようです。結構大変そうですが、未修復長城の中では比較的歩きやすい長城です。中には本格的な登山の準備が必要な未修復長城もありますが、臥虎山長城はそこまで厳しい長城ではないそうです。
ただし、観光地として修復、開発されている長城ではありませんので、道が分からない人のみで行かれることはおすすめしません。ガイド付きで訪問されることをおすすめします。道に迷ってしまうと周囲には本当に何もない場所ですので・・・

臥虎山長城

近くには最近整備された古北口水鎮などもあり、早めに出発、時間に余裕があれば同時に訪問も可能です。
古北口水鎮はまた改めてご紹介させていただこうと思いますが、昔の水郷を再現した新しいリゾート(といっても庶民的な感じです)で、宿泊や食事なども楽しめます。また、金山嶺長城や司馬台長城も時間に余裕があれば一緒に訪問することもできます。

臥虎山長城

ツアーでは行くことのできない長城ですが、公共交通機関を使っても時間の制限があったりとなかなか行くことが難しい場所ですが、北京散歩では郊外1日プランでご案内いたします。
人とは違う長城、昔のままの長城を見たい、触りたい、実感したいという方には本当におすすめの長城です。
代表の劉もその美しさ、雄大さにリフレッシュしてきたようです。(^^

車付き通訳 郊外一日
サポート付きチャーター車 郊外一日
ガイド+専用車(臥虎山長城はガイド付きをおすすめします)

熊本地震について

2016-04-18

4月14日から発生している平成28年熊本地震によりお亡くなりになられた方々へお悔やみを申し上げますとともに、被災したみなさまにお見舞い申し上げます。

弊社、北京散歩をご利用いただいているお客さまの中にも熊本をはじめ、九州からのお客さまがたくさんいらっしゃいます。
少しでもご恩返しをさせていただきたく、売り上げの一部を被害に遭われた方への義援金として寄付をさせていただきます。

これ以上の被害がありませんよう、また、続いている地震が収束し、被災されたみなさまには、はやく安心して過ごすことができますよう願っております。

頤和園

2016-04-06

頤和園

北京でも万里の長城、故宮につづいて人気の高い観光地、頤和園です。
この写真は1週間ほど前に代表の劉がお客様に同行した際に撮影してきました。とても天気の良い日で春らしい美しい頤和園が楽しめたようです。

頤和園というと清朝末期の西太后が隠居後の住処とするために整備したことで有名ですが、実はかなり歴史の古い場所でもあります。かつては清漪園と呼ばれ、清の乾隆帝が整備を命じて作らせたのが1750年(乾隆15年)、それ以前にも1153年(貞元元年)に金朝の海陵王が金山行宮を設置するなど、歴代王朝によってこの場所が利用されてきました。

頤和園

面積は約290万平方メートルもあり、大きな人口の湖、昆明湖と万寿山、また多くの宮廷建築や楼閣があります。
あまりの広さに全部しっかり見て回ろうと思うと、軽く1日は必要になってきます。殆どの方は昆明湖から万寿山へのコースを選ばれますが、時間が許せば園内で船に乗ることも可能です。また、北京動物園から遊覧船で頤和園へ向かうこともできます。(約1時間程度)

頤和園

あまりの広さに迷子なることも。(私がなりました・・・)
園内には意外と地図がなく、地図があってもかなりデフォルメしたものだったりして分かりにくいこともあります。順路をそのまま辿っていけば大概は問題ないのですが、迷って外れてしまうと結構大変かもしれません。これは故宮などでもそうですが、時間に余裕が無い場合などはガイドのご利用もお勧めです。
また、時期は日にちによっては大変混み合います。ちょっと他に目を向けていた隙にはぐれてしまうなんてことも良くあります。そんな時のためにも事前にはぐれた時の待ち合わせ場所を決めておくのもおすすめです。
もちろん困った時などは遠慮なくご利用時にお伝えするドライバーの携帯電話までご連絡ください。

頤和園

景色が雄大で美しいのはもちろんですが、建造物の美しさも頤和園は素晴らしいです。
遠くから眺めていても美しいのですが、近くで改めて見てみると、細部まで非常に細かく計算されて作られているのが分かります。これが清朝の頃からあるというのは本当に驚きです。
日本で見ると派手に見えるような色使いの仏教美術も大陸の空の光の下で見ると、またその印象が変わります。太陽の光が違うのでしょうか?周囲に溶け込んで、それほど派手には感じません。むしろ日本には無い色彩感覚で、とても魅力的です。

頤和園

また、頤和園に限らずですが、北京にもたくさんの野鳥がいます。
日本でもお馴染みの雀はもちろん、あまり見ることの出来ないカササギなども北京にはたくさんいます。(日本では九州の一部でしか生息していないそうです)また、オナガなども良くみかけます。意外と人の近くまで寄ってくるので、野鳥観察などもとても楽しいですよ。
他にも運が良ければリスなども見られるかもしれません。

頤和園

先週は春を実感させるような花が頤和園にも沢山咲いていたそうです。この写真は先週の頤和園ですが、今はもっとたくさん咲いているそうです。これから北京もどんどん暖かく、過ごしやすくなってきます。

GWのご予約などもそろそろいただくようになってきました。
ありがとうございます。
日本語ドライバーやガイドはお手配が可能な車両台数に限りがありますので、お早めのご予約をおすすめいたします。

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新茶上市

2016-03-27

お茶市場

3月も5日ほど北京に滞在してきました。
東京地方と殆ど変わらない気温で、北京にも春が来ていました。街中にも早咲きの桜などが咲き始めています。

ちょうど用事があり、北京のお茶市場へ行ってきました。
北京には中国でも2番目に大きいお茶市場があります。市内西側にある馬連道市場がそれで、南から北へ運ばれてきたお茶が最後に集積する市場として発展してきました。昔はここからモンゴルやロシアへお茶が運ばれていったそうです。
現在でも市場として発展を続けていて、日本の秋葉原電気街のような規模でお茶屋さんが並んでいます。あまりの規模の大きさに初めて来た人はどのお店に入って良いものか分からなくなってしまうほどです。
この馬連道市場以外にも市内にはたくさんのお茶市場があります。北京に住む人たちは、それぞれ自分の行きつけのお茶屋さんがあります。

お茶屋さんは大概、お茶の種類ごとにお店が分かれています。プーアール茶専門店もあれば鉄観音茶、武夷岩茶、浙江省のお茶を専門に扱うお店もあれば、茶器の専門店も。大概はそのお茶の産地を出身地に持つ茶商さんがお店を経営しています。

お茶市場

様々なお茶がある中国茶の世界ですが、実は緑茶が一番楽しまれているということはご存知でしょうか?
日本でお馴染みの烏龍茶、実は福建省と広東省の一部でしか作られていません。昔ほどではありませんが、ごく一部の地域の人々が愛飲するお茶です。その他の殆どの地域では緑茶が楽しまれています。中国茶の90%は緑茶といっても過言ではありません。緑茶だけでも数百種類あり、香りも味わいも様々です。
北京では伝統的にジャスミン茶が好まれます。そのせいかジャスミン茶の種類が一番多いのは中国の中でも北京が一番多いようにも思います。

丁度、訪れた4月20日頃はその緑茶の新茶が到着しはじめていました。
「新茶上市」と書かれたお店は新茶の到着で忙しそうです。日本では新茶はまだまだといったところですが、広い中国ですから、早い地域では既に茶摘みが始まっているんですね。本格的な春の到来を実感させてくれます。

お茶市場

蒸し緑茶が殆どの日本と違い、中国では釜炒り緑茶が主流を占めています。日本のような蒸し緑茶はごく僅かな地域でしか行われていません。また、日本の緑茶は茶摘みをしてすぐに蒸すことで発酵を止めてしまいますが、中国緑茶は地域やお茶の種類によって軽い発酵を行います。この発酵過程で甘い花の香りを出したり、爽やかな味わいを出したりと個性が生まれます。中国緑茶は種類によってはっきりと味わいも香りも異なります。中には緑茶とは思えないほどに甘い蜜の香りを持つものや、甘い甘露のようなお茶もあります。

中国の新茶シーズンは始まったばかりです。
これから各地で本格的に茶摘みがはじまり、市場に新茶が溢れんばかりに並ぶのは4月中旬以降、5月上旬ごろになります。GWの時期は新茶シーズンです。

お茶市場

チャーター車やガイドをご利用中にお茶市場に行きたいというご希望があれば、ご希望のお茶市場へお連れいたします。どこが良いか分からないという場合はスタッフ行きつけの信頼できるお茶屋さんにお連れすることも。
実際、馬連道市場はとても規模が大きくお店もたくさんあるのですが、価格は全体的に高めです。おそらくこれはお茶市場としては市内でも最も有名な場所のため、地価が高いということもあるようです。スタッフをはじめ、北京に住む人達は自宅からそう離れていない場所の市場を行きつけにしていることが多く、そういった地元密着型の市場の方が良心的な価格設定で安心して利用できます。

ご利用中にご案内するお茶屋さんで必ず購入する必要はありません。(弊社は一般的な旅行会社やチャーター会社とは異なり、お茶屋さんはもちろん、土産物店などにお客さまをお連れすることで利益を得るような契約などは行っておりません。)とはいえ、たくさん試飲をされた場合はマナーとして試飲代程度、ほんの少しそのお店で何か購入してあげてください。
日本とはお茶屋さんでの買い方なども異なります。そういったお店でのお買い物もサポートさせていただきます。どうぞお気軽にお申し付けください。観光に疲れたら、ちょっとお茶屋さんで一休みしながらお茶を買うのも楽しいですよ。(^^

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炸醤麺

2016-03-15

一般家庭の自家製ジャージャー麺

北京の名物料理と言えば、北京ダックと並んで有名なのが炸醬麵(ジャージャー麺)です。このジャージャー麺、北京の人は本当に良く食べます。街中の食堂やレストランでも食べますし、家で作って食べたりもします。友達や家族で集まる時などは、生地から作り、お昼は麺を打ってジャージャー麺を作ってみんなで食べて、夕方に残りの生地で水餃子をみんなで作ってホームパーティーなんてこともあります。上の写真はそんな一般家庭の自家製ジャージャー麺です。

一般家庭の自家製ジャージャー麺

このジャージャー麺、日本のものとは全く違うということは、あまり知らない方が多いようです。
日本では甘味のある肉味噌が使われているジャージャー麺ですが、本場北京のジャージャー麺に甘味は一切ありません。また麺も日本のような中華麺は使いません。うどんのような太い麺を使います。コシが強くて讃岐うどんのような感じの麺です。中華麺はどちらかというと蘭州の方の麺になるので、北京をはじめとした殆どの地域では小麦から作られた鹹水(かん水)を使用しない、うどんのような麺を常食しています。(写真はジャージャー麺を作る弊社代表の劉恒江です。)

一般家庭の自家製ジャージャー麺

好みにもよりますが、甘味の無い本場のジャージャー麺は本当に美味しいと思います。甘味の無い分、さっぱりと、いくらでも食べれてしまうような美味しさがあります。また、日本の蕎麦湯のように麺の茹で汁を飲む習慣もありますが、そのまま飲んでも良し、残った肉味噌を溶かしながら飲んでも良しで最後まで美味しくいただけます。甘味がないので飽きないんです。

ジャージャー麺専門店

北京の人に親しまれているジャージャー麺、街中にもたくさんのお店があります。専門店も多くあります。
昔から親しまれている料理であるだけに、清代の衣装を着た店員さんが接客してくれるところもあったり、お店の入口で北京の伝統工芸品を展示販売しているお店もあったりと様々です。そういった観光で訪れる人が楽しむようなお店であっても、料理が美味しいお店は地元の人たちの利用も多く、夜は白酒と家庭料理を食べながら居酒屋のように家族や友人たちと楽しむ人たちもたくさんいます。

刀削麺タイプのジャージャー麺

もう1つ、北京で親しまれているのが刀削麺です。刀削麺自体は山西省発祥で、本場のものは日本で良くあるようなスープを使ったものではなく、どちらかというと釜茹でした麺にトマトソースをかけたものや、肉や野菜の餡をかけたものが主流です。この刀削麺も北京の人は大好きで、本場、山西省の刀削麺を提供するレストランもありますが、北京風にアレンジされたお店も多くあります。そちらについては改めてご紹介したいと思いますが、刀削麺を使ったジャージャー麺も北京では人気です。これもとても美味しいです。
これは弊社スタッフにも人気の高い刀削麺レストランのジャージャー麺です。このお店も麺はもちろん、他の家庭料理も美味しいので毎週のように利用しているお店です。チャーター車ご利用の方で美味しい刀削麺をリクエスト、行ったことのある方も多いのではないでしょうか?

北京の麺

ジャージャー麺以外にも北京ならではの麺があります。これもその1つです。
基本的にスープがない麺で、このように野菜や肉などの餡をかけて、良く混ぜていただきます。写真は野菜と肉と卵の餡です。このお店は観光の方はあまり来ることのない、地元の人に人気の麺のお店ですが、麺料理なら北京では一番美味しいと言って良いほどに麺の美味しいお店です。讃岐うどんよりもコシを強くしたような麺で味わいがあります。上に乗せる餡もジャージャー麺はもちろん、10種類位から選べます。他にも北京の家庭料理なども揃っていて、どれもとても美味しく、お値段もお手頃、お店も綺麗なので人気があります。私が北京へ行く際には(ほぼ毎月ですが・・・)必ずと言って良いほどに行きます。スタッフもかなりの頻度で利用しているようです。

北京へいらっしゃった時にはぜひ美味しいジャージャー麺を楽しんでください。
チャーター車をご利用中にお申し出いただければ、おすすめのお店にご案内いたします。特に弊社代表をはじめ、スタッフの中には麺マニアが多いので、北京市内を食べつくした上で美味しいと自信を持ってお勧めできるお店にお連れいたします。

また、ご自宅でもジャージャー麺を作ってみたいという方はスーパーなどに材料がありますので、スタッフにご相談ください。ジャージャー麺に使用する味噌(醤)は日本では滅多に売っていないようです。(私は見たことがありません・・・)また、味の要ともなる味噌なので、どの家庭にもこだわりがあります。お勧めのメーカーやレシピもぜひ聞いてみてください。男性スタッフも料理をしますので、お教えできます。私も代表の劉から教わりましたが、味噌(醤)さえあれば日本でも再現可能です。(^^

北京散歩の車付き通訳 (わがままチャーター)
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ビュイック特別割引キャンペーン

2016-03-10

ビュイック

ご好評のビュイックを3月16日から6月末まで特別料金でご提供いたします!
ゆったりとした車内で快適に移動していただけます。
家族やお友達同士のご旅行に、またビジネスでのご利用にぜひお役立てください。
特に4名様以上のご利用におすすめです!

1〜6名様までご乗車できます。

  • 対象
    • 車付き通訳(ビュイックGL8商務車)
    • サポート付きチャーター車(ビュイックGL8商務車)
    • ガイド+専用車(ビュイックGL8商務車)

    いずれかの1日(8時間)以上のご利用。

  • 割引金額
    8時間以上ご利用の基本料金から

    • 200元を割引き

  • キャンペーン期間
    2016年3月16日~2016年6月30日

  • サービスの制限
    • 他の割引サービス・特典、プレゼント特典との併用は不可となります。(早期予約割引サービスは併用していただけます。)
    • 北京散歩へ本サイトから直接ご予約いただき、ご利用代金全額を直接北京散歩へ現金でお支払いされた場合にのみ特典をご利用頂けます。

  • お申し込み
    ご予約時にご利用予定の旨をお知らせください。(対象の場合には自動的に割引となりますが、確認のためお申し出いただくようにお願いいたします。)

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

松霖保健中心

2016-03-02

マッサージ 按摩店送迎

北京へいらしたことのある方はご存じかと思いますが、北京にはたくさんのマッサージ・按摩店があります。
地域によってはお店が密集していることに驚くようなことも・・・それだけ市民のリラクゼーションとしてマッサージや按摩が親しまれているということなのですね。

北京散歩では今まで按摩師派遣のオプションをご紹介してきましたが、近年、ホテルのセキュリティが厳しくなったり、ホテル指定の施術師以外はお部屋を訪問できないケースが増えてきました。とはいえ、ホテル指定のマッサージや按摩では満足できないというご要望にお応えして、このたびマッサージ 按摩店送迎オプションをはじめることにしました。
このオプションをはじめるにあたって、北京散歩がおすすめする松霖保健中心へ社長とスタッフに同行して体験してきましたのでご紹介いたします。

もともと松霖保健中心は地元でも人気の高いマッサージ店です。日本のガイドブックにも紹介されていることや、日本から駐在されている方が多く住む地域に近い場所にあるということもあって、日本の方のご利用も多いお店です。私自身も松霖保健中心はお気に入りのマッサージ店の1つで、かれこれ何年も通っています。

店舗は建物こそ新しくはありませんが、内部は清潔に保たれています。
まずはフロントで希望のコースを伝えますが、日本語が話せるスタッフの数が少ない上(実は私自身何度も行っていますがお会いしたことがないのです。社長曰く1人、日本語が話せるスタッフがいるとのこと。)、時間帯や曜日によっては予約でいっぱいになってしまうことも珍しくありません。ご予約されることをおすすめします。
施術師は指定がないと男性には女性の施術師、女性には男性の施術師がつきます。もちろん指定も可能ですので、予約時や受付時に申し出てください。

この日は全員、全身+足裏コースをお願いしました。
なんとこのコース、フットバスから足裏マッサージ、全身マッサージがついて130分で138元(約2,622円)なんです。日本ではもちろんですが、北京でも非常に良心的な価格設定です。私たちがいつも利用するときにお願いしているお馴染みのコースです。
3名でお願いしたので施術台が3台ある施術室へ。施術室の使用状況や人数にもよると思いますが、複数人で利用する際はその人数の席数のある個室へ案内してもらえます。3名の場合は3台の施術台のある個室といった感じです。
また、着替えも完備しています。しっかりと施術してもらえるので、お洋服が気になる方はここで着替えてください。結構しっかりと揉み解されますので、特に女性の方は着替えることをおすすめします。ちなみに社長も気になるような服を着ているとは到底とは思えませんでしたが着替えていました・・・(笑

マッサージ 按摩店送迎

まずはフットバスから。
熱めの気持ち良い温度のお湯に漢方の薬剤を入れたフットバスが運ばれてきますので、足を温めながら肩と首のマッサージをしてもらいます。痛気持ち良い程度が一番良いと言われています。強すぎる場合や弱すぎる場合は施術師の方に伝えると調節してくれます。といっても、「痛い」といえば大体分かってくれます。強くしてもらう場合はちゃんと言わないと通じないかもしれません。(^^;

その後は足裏マッサージです。ゴリゴリ気持ちよく施術してくれます。
この時に悪いところがあったりすると教えてくれたりします。
今回、私を担当してくれた女性の施術師さんが片言の日本語を話せるのですが、少し内容が難しかったようで、なにやら完全な中国語の会話になってしまいました。ということで社長と日本語通訳スタッフに通訳をお願いすることに。(^^;
結果、色々と体調の不調部分などを指摘され(結構あたってました)、お願いした全身+足裏コースのまま続けるのではなく、身体を温めながら行う経絡オイルマッサージ+足裏コースの方が楽になると勧めていただきました。ちょっとこちらのコースの方が金額が高くなるのですが、社長の許可を得たこともあり(今回の支払いは社長です)、足裏マッサージ後は私だけ経絡オイルマッサージへ切り替えることに。
細かい内容になると中国語、難しいです。(^^;
施術中はお茶や飲み物と果物(ミニトマトが多いように思います)のサービスがあります。

マッサージ 按摩店送迎

全身マッサージは施術台が異なるため、別の施術室で行います。こちらも人数分の施術台のある部屋です。
と、この時に気が付いたのですが経絡オイルマッサージは使い捨ての紙ショーツ1枚で受ける施術だったんですね。オイルマッサージなので良く考えたら当然なのですけど。
私(女性)以外は全員男性という状況で、どうするのかな~と思っていたところ、施術室の中がカーテンで仕切れるようになっていて安心しました。(笑)カーテン越しに会話もできますし、難しい話は通訳してもらえますし(途中で社長以下スタッフも寝てしまったので、そこまででしたが・・・)なかなか快適に施術を受けてきました。
写真は施術を受ける社長です。その後ろのカーテンの向こうで私が経絡オイルマッサージを受けています。

全身マッサージの内容は痛すぎず、弱すぎずといった指圧マッサージが中心の内容です。いつもはこちらをお願いしているのですが、全身をくまなく解してくれるので、とても気持ち良いです。終わった後は体がすごく軽くなります。
経絡オイルマッサージはいわゆるホットストーンや温石と呼ばれる丸くすべすべした温めた石を身体の要所へ乗せながら施術するマッサージです。日本でも良くマッサージに行くのですが、日本のオイルマッサージというとリンパマッサージが中心で、しっかり揉み解すという感じの施術ではないことが殆ど。ですが、こちらではリンパマッサージのような施術もしつつ、しっかりと指圧マッサージなども行うといった、まさに「好いとこ取り」。ホットストーンの温度も気持ちよく(冷えてきてしまうので途中何度も交換してくれます)、身体全体がポカポカになりつつ、軽くなるような感じで凄く良かったです!

松霖保健中心には他にも様々なメニューやオプションがあります。耳かきも気持ち良いですよ。

旅のオプション・マッサージ 按摩店送迎

マッサージ 按摩店送迎をお申込みの際には店舗へのご予約もサービスさせていただきます。
ご指定がない場合は基本的に今回ご紹介した松霖保健中心へお連れいたしますが、ご希望、ご指定の店舗がある場合はそちらへのご予約も含めて送迎させていただきます。また、松霖保健中心以外のおすすめの店舗もございます。ご予約時にご相談ください。

もちろん、今まで通りに車付き通訳やチャーター車をご利用中にご希望があれば、この松霖保健中心をはじめとした、おすすめのマッサージ・按摩店にご案内することも可能です。どうぞお気軽にお申し付けください。

北京散歩の車付き通訳 (わがままチャーター)
北京散歩のサポート付きチャーター車

マッサージ 按摩店送迎 はじめました!

2016-03-02

マッサージ 按摩店送迎

今まで按摩師派遣でご利用いただいていた旅のオプションプランが、このたび新しくマッサージ 按摩店送迎に変わりました!

ご好評いただいていた按摩師派遣ですが、近ごろはお客様ご宿泊のホテルのセキュリティが厳しく、ホテル指定の按摩師以外はお部屋にお伺いすることができなかったりなど、按摩師との意思疎通が難しいケースなど、ご予約いただいてもご利用が難しいケースが増えておりました。
北京散歩ではチャーター車ご利用中にご要望があれば、おすすめのマッサージ、按摩店へお連れしておりますが、もっと気軽に施術を受けたいというご要望にお応えしてマッサージ 按摩店送迎をはじめることにいたしました。

旅のオプション・マッサージ 按摩店送迎

特にご要望がなければ、市内でも評判の高い松霖保健中心へお連れいたします。
信頼のできる技術力はもちろん、良心的な価格、衛生的な店舗で地元でも大変人気の高いマッサージ店で、弊社スタッフにも人気のあるお店です。中には毎週のように通っているスタッフもいます。

もちろんご希望の店舗がある場合は、松霖保健中心以外、ご指定の店舗への送迎をいたします。
ご予約時にお申し出ください。

松霖保健中心にかかわらず、マッサージ、按摩店へのご予約もサービスさせていただきます。

日本語が通じるスタッフがいる店舗でも常時いるとは限らず、また細かいニュアンスの日本語にも不安がつきものです。英語が通じるお店も珍しく、中国語のみという状態が一般的ですが、車付き通訳でのご送迎であれば、通訳がお客様のご要望、ご不調の部分などを施術師にきちんとお伝えすることもでき、安心して施術を受けていただけます。
もちろんサポート付きチャーター車でも携帯電話を通して弊社日本語通訳がお伝えさせていただきます。(細かいご要望などがある場合は車付き通訳をお勧めいたします。)

ご旅行中にちょっとリラックスしたいという時や、ホテルのマッサージでは満足できない時に土地勘がないと良いお店を見つけることは、なかなか難しいものですが、信頼と実績のあるお店をお気軽にご利用いただけます。
また、北京在住の方もご利用いただけます。お気軽にご利用ください。

お支払い方法がより便利にお選びいただけるようになりました!

2016-02-28

故宮

お支払い方法がより便利にお選びいただけるようになりました!

今までは京劇、雑技、少林寺功夫ミュージカル鑑賞チケット手配や胡同めぐりツアー手配のみでしたが

このたび

車付き通訳
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通訳・ガイド
ガイド+専用車

でも事前銀行振込(日本あるいは中国の銀行口座)、クレジットカードでのお支払いがお選びいただけるようになりました。

事前銀行振込の場合は日本の銀行口座(日本円)、中国の銀行口座(人民元)をお選びいただけます。
クレジットカード事前決済でのお支払いの場合はPayPalを利用して日本円での決済となります。

その他のオプション

これまで通りにご利用時に現金(人民元)でのお支払いも変わらずご利用いただけます。
また、本サイトよりお申込み、現金でお支払いの場合は割引サービスなどもございますので、そちらもご検討ください。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。

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