初夏の気配
つい先日まで雪が舞っていたと思えば、あっという間に初夏の陽気になった北京です。
昼間の気温も30度という日も出てきて、早くも柳絮が飛び始めました。
柳絮(りゅうじょ)って日本では馴染みがないですよね。これは柳やポプラの種子で、綿毛のようになっているため、たんぽぽの綿毛のように初夏になると一斉に飛び始めます。たんぽぽの綿毛よりも大きく、多い日には雪に見える位にたくさん飛びます。この柳絮が飛び始めると北京も初夏を迎えます。
街では各地から届いた春の新茶(中国緑茶、美味しいですよ)や、この時期にしか楽しめない香椿が市場にも顔を出しはじめたり、街の様子も初夏の様相に変わってきました。
香椿は(しゃんちん)も日本では馴染みがないですね。これは中国中部から北部にかけて見られる木で、この春の新芽は季節を感じられる食べ物として北京の人たちにも親しまれています。感じとしては山菜のような野菜ですが、昔は街路樹や北京の伝統的な住宅である四合院の庭に植えられていたり、人々の生活の近くにある樹木です。高級レストランや観光客向けのレストランではあまり見かけませんが、地元の人たちが利用する街のレストランではこの季節限定で登場することもあります。主に卵焼きにしますが、ほろ苦さと春の香りが癖になる美味しい季節の食材です。
GWのご予約もたくさんいただいております。
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