鶏鳴驛古城
北京から150キロほど離れた場所、河北省张家口市懐来県に鶏鳴驛古城という昔の古城、宿場町があります。鶏鳴山のふもとにあるこの古城は今も昔のままの町並みがそのまま残る貴重な村です。中国では完全に修復されてしまった古城や古鎮などが殆どですが、この鶏鳴驛古城は清代の頃からの建物がそのまま残っています。
元代、1200年台前半にジンギスカンが侵攻する際にここを宿場町としたことが起源と言われています。また、清代に西太后が北京から西安へ逃げる際にこの鶏鳴驛で宿泊しています。今もこの宿泊した家は残っています。
本当に素朴な昔ながらの村がそのまま残されていて、北京から日帰りできる距離でこの環境は本当に貴重です。
城壁に囲まれた小さな村です。この城壁の上にも登ることができ、村が一望できます。
観光客にはそれほど有名な観光地ではないということもあり、昔のままの建物がそのままの姿で残され、人が生活しているということでは華北地域でも一番ではないかと思いますが、やはり建物の老朽化は避けられず、徐々に新しい建物に変わりつつあります。まだ古くから建物の方が多いですが、今後はこのような建物も少なくなってしまうようです。
北京からバスや列車でも行くことも出来ますが、時間の制限や移動の難しさ、時間がかかってしまうなど・・・ちょっと行ってみたいというのには遠い場所です。チャーター車であれば快適に安心して訪問、観光することができます。午前中に鶏鳴驛古城、午後は八達嶺長城や明の十三陵を訪問という組み合わせもできます。また、夕方の飛行機でお帰りになる前に鶏鳴驛まで足を伸ばして・・・という方もいらっしゃいます。
訪問地の組み合わせは自由にお決めいただけます。もちろん地理的、時間的なこともありますので、ご予約時にスタッフまでご相談ください。もちろん当日にドライバーやガイドにご相談いただいても大丈夫です。
食事なども車付き通訳やガイド付き専用車であれば完璧にサポートさせていただきます。チャーター車であれば村周辺の食堂を探してお連れすることもできます。
ちょっと普通とは違う北京観光。おすすめです。