中国鉄道博物館
列車についての話題に乗って鉄道博物館のご紹介です。
北京には2つの鉄道博物館があります。規模が大きいのは市内中心部から離れた場所にある東郊展館になります。
周囲には何もないような場所ですが、このあたりは中国鉄道局の建物も多いようで、線路か更地か中国鉄道局(鉄道技術の研究所などがあるようです)かという場所に、この鉄道博物館があります。
周囲には試験用の線路が張り巡らされています。
この東郊展館では昔の蒸気機関車からの車両がそのまま展示されています。
私自身が鉄道についてそれほど詳しくないので詳細はぜひ実際に訪れて確認していただきたいと思いますが、毛沢東主席が乗車した毛沢東号や朱徳号をはじめとしは蒸気機関車から昔のディーゼル車などがあります。中には日本が製造した車両も展示されていました。
いくつかの車両は実際に中に入ってみることもできます。撮影も自由にできるようになっています。鉄道好きの方が写真や模写をしていることもあります。また、お子様連れもいらっしゃいます。中国でも子供が乗り物好きなのは同じのようです。特に男の子は運転席に夢中になることが多いようですね。(笑
基本的にはいつも空いているようですので、ゆっくり車両を見ることができると思います。
博物館の建物の周囲にも車両がたくさん停まっています。同じ博物館の敷地内のものであれば殆どは見学可能だと思います。ただし、隣接する場所に鉄道局の研究所がありますので、関係者以外立入禁止の場所もあるかと思います。車付き通訳(日本語ドライバー)をご利用の際はドライバーへご依頼いただければ、見学可能かどうかなど確認いたしますのでお気軽にご相談ください。(状況によっては交渉もいたします。)私が訪れた際には、ざっと見たところ結構な数の車両が停まっていました。
車両だけでなくプレートなどもたくさん展示されていました。
写真は北京からモンゴルのウランバートルを経由してロシアのモスクワまでの列車のものです。北京散歩でも一番ご用命の多い列車乗車券の路線です。雄大な景色を眺めながらモスクワまで。私もそのうち乗車してみようと思います。
この東郊展館は北京市内と北京首都国際空港の中間にあります。市内中心部から外れているので、バスで行くことはできますが、時間がかかってしまうこと(中国のバスはとても時間がかかります・・・)周囲に人家などはないのでタクシーを捕まえるのも難しい場所にありますが、空港送迎にプラスして立ち寄るのがお勧めの場所です。
もう1つの鉄道博物館は市内中心部、前門にある旧北京(北平)駅、正陽門駅として知られる駅舎を使った博物館です。こちらは清代末期にイギリスによって建てられた駅舎をそのまま使っています。内部はきれいに改装されていて、かなり充実した鉄道関係の博物館になっています。(撮影は禁止されています)あまり鉄道に興味のない私でも意外と面白くて全てを見るのに結構時間がかかりました。こちらの博物館もおすすめです。
北京首都国際空港から空港送迎(お迎え)+市内半日のチャーターでこの2つの鉄道博物館を見学することもできます。
なかなか日本にはないスケールの大きさで面白いですよ。
車付き通訳の空港送迎 / 空港+チャーター(鉄道乗車券のお渡しも兼ねておすすめです!)
サポート付きチャーター車の空港送迎 / 空港+チャーター